
平田弘史先生の『ボクのおじさん 』すごくよかった。少年と(それまで存在を知らなかった)父親の弟=おじさんとの交流を描いたお話。お父さんはちょっと良くない方向に足を踏み入れてるんだけど、そこを乗り越えて未来に望み繋がるエンドに涙ホロリです。よかった🥹
コーチとかオリンピックという言葉が普通に出てくるのも愉快。当時の子どもたちにはとっつきやすかっただろうな(この作品は1963年が初出で1964年が東京オリンピックです)子ども向け作品なんだろうけど、人の生き方を諭すおじさんの言葉がおとなの胸にも刺さる。日々を誠実に…生きたいですね。
あともう、お話が人情ものとして完成度が高く素晴らしいんだけど、平田弘史先生なので絵が本当にお上手で、シンプルな線で非常に魅力的な絵を描かれます。まず少年がすごくかわいい。一本の線でスッと描かれる手足の太くて健康そうでなめらかで伸びやかで元気が詰まった感じが最高にいいです。おじさん含む大人も、劇画畑の色気を含んでいてとてもいい。普段少年漫画タッチの絵で新介に優しく接してくれるおじさんが、斬り合いで見せる気迫と強さはさすが平田先生で、物陰から見つめる新介と同じ表情になる。ふ〜〜。
またお正月に新介とおじさんが会えますように。そのときは新しい布団で隣同士で寝れるといいね。
コーチとかオリンピックという言葉が普通に出てくるのも愉快。当時の子どもたちにはとっつきやすかっただろうな(この作品は1963年が初出で1964年が東京オリンピックです)子ども向け作品なんだろうけど、人の生き方を諭すおじさんの言葉がおとなの胸にも刺さる。日々を誠実に…生きたいですね。
あともう、お話が人情ものとして完成度が高く素晴らしいんだけど、平田弘史先生なので絵が本当にお上手で、シンプルな線で非常に魅力的な絵を描かれます。まず少年がすごくかわいい。一本の線でスッと描かれる手足の太くて健康そうでなめらかで伸びやかで元気が詰まった感じが最高にいいです。おじさん含む大人も、劇画畑の色気を含んでいてとてもいい。普段少年漫画タッチの絵で新介に優しく接してくれるおじさんが、斬り合いで見せる気迫と強さはさすが平田先生で、物陰から見つめる新介と同じ表情になる。ふ〜〜。
またお正月に新介とおじさんが会えますように。そのときは新しい布団で隣同士で寝れるといいね。
2023/05/18